水平線とは最もシンプルで効果的な手法、その引き方から活用方法まで

水平線とは

水平線はテクニカル分析の中で最もシンプルながら、とても効果的な手法です。世界中のトレーダーが意識している線を引けるようになると勝率がアップし、大きく稼ぐことができます。

サポートラインとレジスタンスライン

水平線には下落しているロウソク足を支える(サポート)線として機能する場合と、上昇しているロウソク足に抵抗する(レジスタンス)線として機能する場合があります。
それらをそれぞれ

  • サポートライン
  • レジスタンスライン
  • と呼びます。

    図1

    サポートライン

    図1、Bのラインは①②のところで価格が下落することを支えているのでサポートラインと言います。

    レジスタンスライン

    図1、Aのラインは③のところで価格が上昇することに抵抗しているのでレジスタンスラインと言います。

    ブレイクアウト

    図1、④のところでサポートラインをロウソク足が割り込んで下に抜けていますが、このように水平線のサポート、レジスタンス機能よりロウソク足の下落、上昇の力が勝り抜けていくことをブレイクアウトと言います。
    このような局面では価格がラインを抜けた方向に大きく動きやすい傾向にあるので、タイミングを見計らってエントリーするのが効果的です。

    レジサポ転換(サポレジ転換)

    サポートラインがブレイクされた後はそれまでサポートラインと機能していた水平線がレジスタンスラインに、 レジスタンスラインがブレイクされた後はそれまでレジスタンスラインと機能していた水平線がサポートラインに役割が変わることがしばしば起こり、このことをレジサポ転換と言います。
    レジサポ転換したラインは世界中のトレーダーに注目されているラインと言え、今後もそのラインの辺りで価格が反応する可能性が高く、とても重要度の高いラインとなります。

    図2

    ①②でサポートとして機能していたサポートラインが④でのブレイク後はレジスタンスラインにレジサポ転換し、⑤で上昇を抑える。

    ブレイクアウトのダマシ

    ブレイクアウトのダマシとは価格がブレイクアウトした後で、ブレイクアウトした方向に価格が進むと思いきや、戻されて反対に価格が動いたりすることです。

    図3 ⑥で上方向にブレイクしたかと思いきや⑦でまたラインの下に戻され(ダマシ)、その後また抜き返して⑧でサポートされる。

    ダマシの対策

    ラインをブレイクアウトしたら直ぐにエントリーせずに、一旦ラインまで戻ってレジサポ転換したのを確認してからエントリーすることによって、リスクを抑えたトレードを行うことができます。
    このような手法をブレイクワンタッチと言います。 ⑨でAのレジスタンスラインをブレイクして直ぐに飛び乗りでエントリーも間違いではありませんが、ブレイクした後にブレイクしたラインの方向へ一度戻ってきやすいという特性を利用して、引き付けたところでエントリーした方が勝率は上がります。
    ※そのままラインまで戻ることなく、一気に上昇(下落)する場合はエントリーできないというデメリットもあります。

    効果的な水平線の引き方

    チャートを引き気味になるべく直近の値動き全体を見れるようにチャートを縮小(ヒゲは確認できる程度まで)しましょう。
    次に
    高値と安値
    レジサポ転換しているライン
    に引きます。
    この際実際にトレードする時間足より大きな時間足も表示させ、大きい時間足から引いていくと良いでしょう。この様に複数の時間足を確認しながらトレードすることをマルチタイムフレーム分析と言います。
    三尊やダブルトップと言われるチャートパターンを見つけた時には、そのネックラインを引くことで大きな値動きを捕えることができます。

    同じところで止められている点が2点あればラインを引くことができますが、3点、4点と反応している点が多くなるほど世界中の市場参加者達も注目しているラインとなり信頼度があがります。同様にレジサポ転換したラインも信頼度が高いです。

    サトシ
    サトシ
    ロウソク足の実体とヒゲはどっちにラインを引けばいいんだ?
    基本はヒゲの先だけど、そこまでこだわらなくてもいいわよ。総合的に判断して、よく反応しているところに引くのがコツね。
    モナ
    モナ