海外FX業者のボーナスは魅力的で様々な種類がありますが、各社それぞれ内容や条件が違っていますので注意が必要です。 中でも一番気を付けなければいけないのは入金ボーナスで、そのボーナスにクッション機能があるかないかというところです。
クッション機能あり
それではクッション機能ありとは何かというところですが、一言でいうと入金ボーナス自体が証拠金として取り扱いができるかどうか
ということになります。これだけでは解かりにくいかと思いますので、まずはクッション機能がありの場合を図で説明します。
クッション機能あり、入金100%ボーナスを提供している業者Aの場合
入金した額と同じ金額のボーナスが付与される(上記の例では10万円の入金で10万円分のボーナスが貰え、計20万円の証拠金で取引できる
証拠金消費の順番
含み損が発生した際に証拠金には消費される順番があり、現金→ボーナスの順 上記の例では3万円の含み損をかかえているので、証拠金総額は17万円で、出金可能な現金は10万円から7万円に目減り
含み損が入金額を超えた場合(クッション機能あり)
その後更に含み損が膨らみ、入金した10万円を超えて11万に、、、 クッションありの業者の為、入金額を超えた含み損を抱えてもボーナス自体が証拠金として機能するので強制ロスカットされることなく、ボーナスを消費して取引を継続できる
含み損を抱えて一度消費したボーナスは含み損を取り戻した時にボーナスとしては戻らない
その後盛り返して含み損の分を取り戻し決済したとしたら
消費されたボーナスはボーナスとしては戻らず、出金可能な現金に
以上がクッション機能ありの業者Aの場合です
クッション機能なし
次にクッション機能なしとはどんなことを言うかというと
入金ボーナスだけでは証拠金として完全には機能せず、取引を続行できない
ということになります。クッション機能なし、入金100%ボーナスを提供している業者Bの場合
クッション機能なしの業者でも、ボーナスの欄には入金額と同じだけの金額が記載されているので一見クッション機能ありの業者と同じように見えますが、、、
含み損が入金額に達した時点で強制ロスカットされ、ボーナスも消滅
ボーナス単体では証拠金として機能しないので、入金分がなくなると取引を続行できない
※FBSは有効証拠金がボーナス額の30%未満になると保有しているボーナスが消滅
全く意味なくない?
クッション機能なしのボーナスは大きな取引を行えるという点では意味がある
これだけ聞くと全く意味のないボーナスのように感じますね。
実際、ボーナスと考えるとほとんど意味がありませんが、証拠金自体は増えているので実質更にレバレッジを上げていることになり、大きなロットで取引できるというメリットがあります。また一定条件をクリアすれば入金ボーナスも出金できるという業者があったりと、全く意味がないという訳でもありません。
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クッション機能あり業者の一覧
業者名 | 条件等 |
---|---|
GemForex | 100%(上限500万円)抽選 |
is6FX | 100%(上限100万円)抽選 |
iFOREX | 100%(上限10万円) 25%(上限10万円) |
BigBoss | 100%(上限10万円) |
XM | 100%(上限5万円) |
GeneTrade | 50%(上限5万円) 20%(上限45万円) |
海外FX業者は口座を開設しただけですぐにトレードで使える証拠金20,000円分のボーナスをくれたり、入金に対して同額のボーナスをつけてくれたり、そのほかにも業者ごとに独自のキャッシュバック、ポイントバックなどのボーナスが盛り沢山。それらボーナスの受け取りの際の注意点も踏まえて比較、ランキング形式で紹介。